店舗什器を作る豆知識アクリル什器とは?
アクリル什器といえば、直ぐに思い浮かべるのは、棚の上の商品リーフレットやパンフレット、名刺などを立て掛けておく透明のプラスチックのケースだと思います。
口紅や眼鏡など、比較的軽量の商品の陳列に向いています。
店舗だけでなく、施設、展示会などでも多く利用されており、そのほとんどは特注製作ではなく、市販品の利用だと思います。
全国展開のお店などでは、イメージと材料と経費の統一の為に特注で一括製作する事もありますが、少数店舗の場合はそこまでの費用は掛けられないケースの方が多いと思います。
画像は、斜め格子のフェンスの間の一部をクリアにしたいという事で改造を行ったものです。
ポリカではゆがみが発生するという事もあり、経年での交換を前提にして、クリアなポリカを使用しています。
これによって夏の花火大会が良く見えるようになるという理由です。
店舗什器を作る豆知識アクリル什器は安いの?
アクリル什器の一般的な利用方法として、パンフレットや軽量商品の陳列という事を言いましたが、市販品の最安では
100円ショップにも多くの種類のアクリル什器が並べられています。
1点ものとして作るには結構な費用が掛かる為、見積もりを取り、費用対効果を検討して選択する必要があります。
店舗什器を作る豆知識アクリル什器は必要なの?
店舗・施設・クリニックなど、商品やサービスの説明の為に、商品以外にパンフレットを利用する事がほとんどです。
壁のPOPやポスターは視認性はありますが、家に持ち帰って検討材料にしたり、人に紹介したりするには向いているとは
言えませんので、何らかのパンフレットを作っていますが、その陳列方法がその店の個性にもなります。
一番安く済ませるなら、名刺サイズにURLやQRコードを記載し、持ち帰ってもらうという手がありますが、それにしても
その名刺をどこに・どんな陳列方法で置いておくのかによって、持ち帰り枚数が変わるので、何度も試して、よく検討する
必要があります。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
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