店舗什器を作る豆知識什器の納品っていつが良いの？
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工場で製作に入る段階では、納品の時期は決まっています。
おおよそなのか、ガチガチになのかはあれど、決まっています。
そのタイミングは他の職種と同じ時期が良いのか、全ての職種が終わり、
クリーニングの直前が良いのか、什器の作りから判断する事になります。
例えば、造作建具を作る場合、３方枠はまだ大工さんがいる時、そしてクロス屋さんが来る前のタイミングが、工程的にはベストです。
そして扉も付けてしまえば、予定していた工事は完了となります。
ですが、付けた後にはまだ沢山の職種の職人が出入りするので、傷が付く事が心配されます。
なので、枠だけ先に大工さん宛に納品して、ドア本体はクリーニング直前に納品し、設置する事が、現場に関わる皆にとってうれしい事になります。
店舗什器を作る豆知識什器の納品は何回も分けるの？
大工さんに合わせるとこの日、電気屋さんに合わせるとこの日、床屋さんに合わせるとこの日、なんてやってると、何回も納品する事になります。
もちろん、そんな順番で納品してくれと指示があればそのようにします。
但し、その都度配送の車と人手を用意し、交通費も掛けても大丈夫な現場であればという事になります。
複数階の工事を順番に工事していくというケースも分けて配送する事になります。
例えば、１階から3階の工事に対し、一度に解体屋さんが入り、一度に大工さんが入りという現場であれば、什器の納品も一度で良いかもしれません。
しかし、3階が全て工事完了後に2階に降りてきて、2階の工事完了後に1階に降りてきて作業するというようなケースでは、
先ず3階の什器を納品する日、2階の什器を納品する日、1階の什器を納品する日と、3階に分けて納品する事になります。
店舗什器を作る豆知識什器の納品は誰がやるの？
什器を自社便で配送する場合、弊社スタッフが所定の位置まで納品します。
什器をチャーター便で配送する場合、現地にスタッフがいて所定の位置まで納品します。
また、人の手では上がらない場合は、現場に荷揚げの機械を設置してもらったり、
力づくの方法として、監督さんの指示によって現地の他の職人さんと力を合わせてロープで引っ張り上げるという事もあります。
いずれにしても、現地調査は欠かせませんし、人命・商品共に安全第一で行う判断が重要となります。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
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