店舗什器を作る豆知識クリーニング店向きの什器とは?
クリーニング店には、町のクリーニング店と、工場型クリーニング店があります。
町のクリーニング店でも、バックヤードが工場になっていて作業が可能な店もあれば、取次店として機能していて、実際の作業は工場に委託するという店もあります。
どちらにせよエンドユーザーが先ず入りやすくなる為には、明るく清潔で低料金のイメージを見せる必要があり、什器では受付カウンターが重要になります。
画像は工場のラインですので、機械が洗って機械が包装する流れ作業の補助を人間が行う様子が見れます。
店舗什器を作る豆知識クリーニング店の什器は安いの?
受付カウンターといっても、多くの場合、ポストフォームで作られたカウンターに、下部はメラポリ造りの什器なので、
横長で大きなものであっても、それほどの金額が掛かる訳ではありません。
その他、人工大理石製のカウンターの場合もありますが、ポストフォームよりも多少値が上がる程度です。
サインやPOPを含めても、初期投資ではそれほど予算を掛けるわけではないようです。
むしろ、ガス料金・電気料金・水道料金などのランニングコストの方に費用が掛かっていくようです。
店舗什器を作る豆知識クリーニング店の什器は扱いやすいの?
それほど難しいシステムを取り入れているわけではない為、フロントファサードについては、配送・搬入・設置にはさほど
難しさはありません。
電気配線も最低限で済む為、からみも少なくやりやすい現場であると言えます。
工場側については、配管配線が機械の間を横断している為、ストック台などの什器にもそれらを通すスペース造りなどが
必要となってきます。
また、常に蒸気が上がっている為、木製品のような腐る素材はNGで、スチール系も錆が発生してしまう為、ステンレス系の
什器が多く使われ、中でも既製品の什器でコストを抑える工夫をされているようです。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
- INDUSTRY -に関連する記事
宝飾店向きの什器
オリジナルブランドを販売する店舗では、宝飾品だけで...
花屋さん向きの什器
商品である花...