店舗什器を作る豆知識医療施設に必要な什器とは?
医療施設と言っても様々で、什器が必要とする場所も色々とあります。
先ずは受付のカウンターが必要です。
待合のソファが必要です。
診察室・処置室・仮眠室・薬品庫・ダストスペース・スタッフルーム・医院長室等々、山ほどあります。
そして配線も非常に多くの種類が必要になります。
水廻りも複数必要ですし、何と言っても、清潔を保つために清掃のしやすい素材やデザインが必要です。
什器に角があってはダメですし、医療施設ならではの気を付けなければいけない点というモノが存在します。
店舗什器を作る豆知識医療施設向けの什器は安いの?
高級な素材というのは必要ありません。
あくまでも清潔を保てるかどうかが尺度になります。
従って1つ1つの什器は値段が高くなるわけではありません。
しかし、特注製作する箇所がとても多い為、総額としてみると大きな金額が掛かる事が、大きな特徴となります。
店舗什器を作る豆知識医療施設向けの什器は扱いやすいの?
清潔の次にはストックする薬品のサイズや収納量に見合うだけの什器設計になっているかが重要になります。
完成したは良いけど、収納量が全く足りないという事が起これば、先生やスタッフさんのオペレーションに重大な問題が
生じてしまいます。
薬品1つ分の奥行が全て足りないとならない様に、設計者やデザイナーは必要収納量の計算を間違いなく行う必要があります。
弱った人や、障害を持った方が来るところでもある為、つまづかない様に、又、つまづいても大事に至らない様に設計する事が必要ですし、それが内装だけでなく什器にも全ての箇所で求められる要件となります。
精密機械を入れたり、ぶら下げたりと、什器の強度にも一定の責任が生じてきます。
施工者はビス1本打ち忘れたというような事が無いよう、自分や家族が、いざという時にお世話になるとしたらという視点で
プロジェクトに参加しているものと思っています。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
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