店舗什器を作る豆知識教育施設に必要な什器とは?
教育施設とは、保育園・幼稚園・学校・図書館などを言いますが、発注者も民間と公共の2種類があります。
いずれにしても、沢山の数の什器が必要となります。
学校の椅子などは専門に作られている工場でまとめて依頼される事が多いようです。
弊社では、下駄箱・流し台・用具入れ等を製作する機会が多いです。
弊社は公共工事に入札参加資格を持っている為、1次請けから入る事も可能で、その際には現場専従の管理者を置いて作業に入ります。
これらのような大規模な現場では、これまで下駄箱など、ラワンで製作する事が多くありましたが、これからウッドショックにより木材のまとめた仕入れが難しい事や、コストの大幅なアップについて、どうなっていくのか、先行きは不安な面があります。
少子高齢化によって、学校の廃統合がドンドン進んでいるようで建て替え需要以外はあまりないようで、むしろ幼児教育施設や学習塾の需要はまだまだ伸びていくようです。
店舗什器を作る豆知識教育施設向けの什器は安いの?
教育施設の什器においては、高級な素材というのは必要ありません。
単純な作りで、材料費もあまり掛けないような作りの為、高くはなりません。
リノリウムの床に代表されるような、掃除の楽な安い材料が基準となります。
但し、数を多く製作する事になる為、総額としてみると大きな金額が掛かる事が、大きな特徴となります。
店舗什器を作る豆知識教育施設向けの什器は扱いやすいの?
例えば下駄箱は大きさの決まった開口の連続を1スパンとして、それを現場でつなぎ合わせて、床にしっかりと固定する
という作業になるので、手間が掛かりません。
同様に流し台についても運べるサイズで工場製作したものを現場でつなぎ合わせて、しっかり固定するという作業です。
ポイントは、子供たちがどんな使い方をしたとしても、倒れたり、壊れたりしないような、造りと施工を心掛けるという事になります。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
- INDUSTRY -に関連する記事
宝飾店向きの什器
オリジナルブランドを販売する店舗では、宝飾品だけで...
花屋さん向きの什器
商品である花...
クリーニング店向きの什器
町のクリーニング店でも、バックヤードが工場になってい...