店舗什器を作る豆知識食器店向けに必要な什器とは?
食器を販売する店舗では、沢山の食器を手に取れるよう、棚什器が沢山必要になります。
あまり奥行きがあると奥の物を取る際に、手前の物を転がせてしまったり、当たって割れてしまう事になる為、奥行きを浅く作る必要があります。
コップ・茶碗・大皿・小皿・徳利等の種類ごとに分けて陳列したり、作家ごとに分けたり、材質で分けたりと、陳列の仕方も様々です。
少量多品種になる事が多い為、在庫は陳列しているものが全てというケースもあります。
店舗什器を作る豆知識食器店向けの什器は安いの?
なるべく商品の持ち味を引き出す為、什器自体の色も形も素朴に、シンプルにするケースがほとんどです。
ポリメラで安く作るケースと、無垢の木で費用を掛けるケースもありますが、既製品の木製棚を使うケースが多いようです。
広くゆとりのある店というのは少ない為、狭くても全ての壁面をディスプレイ棚とみなして、場所取りする必要がありますし、
来店客同士がぶつかって商品が割れるという事の無いような想定で通路幅を決める必要があり、簡潔なレイアウトの割には、
シビアに導線設計を考える必要があります。
店内照明の明かりも最小限にして、自然光でどのように見えるかを重視しています。
店舗什器を作る豆知識食器店向けの什器は扱いやすいの?
什器の納品は、内装工事の最終段階で、クリーニングも終わってからというケースになります。
納品設置して完了となりますが、商品が転びやすく、割れやすい為、揺れたりズレたりしないような固定を心掛ける
必要があります。
肩より上の商品は手元がズレる可能性が高くなるので、低い位置で手に取れるような什器寸法にします。
来店客の仕草をよく考えた仕様や造りにしないと、入りづらい・見ずらいお店になってしまうので、オーナーとよく
確認しながら決定図面にしていく必要があり、什器が繁盛店になるかそうでないかを左右するお店のケースとなります。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良
学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
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