店舗什器を作る豆知識什器でよく使うアクリル板とは?

アクリル板は、プラスチックの板のようなものです。
クリアだけでなく、光を透過するモノや、透過しないモノもあり、用途によって多くの種類から選ぶ事が可能です。
厚みも様々あり、印刷できる事から、名刺として使われる事もあります。
ガラスでは割れると危ないという環境では、ガラスの代わりとして使われたりするので、店舗や施設の什器製作ではよく使われます。
最も多い出番が、サインではないでしょうか。
サインは店舗の外看板や、店内のブランドロゴの事を言いますが、その多くは電飾と組み合わせて前を通る人の目に留まるよう考えられたアピール目的の製品です。
画像のように、光が透過するホワイト色のモノと、透過しないブラック色のモノとを組み合わせて、ブランドロゴデザインを引き立てています。
アクリル自体が経年劣化の起こりにくい素材なので、1度作ってしまえば、永く使用できます。
店舗什器を作る豆知識什器で使うアクリル板は安いの?
什器で使われるアクリル板は素材としては安いものです。
アクリル素材に加工をする費用と、電飾の費用などを合わせて、看板の費用となります。
DIYで簡単に加工できるものではないので、プロに依頼する前提で予算を取っておいた方が良いでしょう。
ちなみにネットでは10㎝単位から購入可能です。
店舗什器を作る豆知識什器で使うアクリル板は扱いやすいの?
アクリル板はプラスチックのようなものなので、切り抜いたり、カットしたりといった加工が難しい素材です。
手作業ではなく、デザインデータを機械に読み込ませて機械で加工する素材となります。
その為、素材と加工は同じプロの業者に依頼する事になります。
電飾の工事は、電源を出してスイッチを作るところは現地の電気屋さんが行い、照明器具とサインを別の業者が請け負う場合と、
照明までは現地の電気屋さんの場合と2通りあります。
什器オーダーメイド制作
ワイズファクトリーはオーダーメイド店舗什器・特注家具の図面作りや設計から販売・設置施工・アフターフォローまで一括で承ります。
木工・金物・ガラスでの制作や予算に合わせた対応、全国各エリアでの対応も可能です。
この什器コラムを書いた人
什器設計施工管理大石行良

学生時代は全く関係ないことを学んでいたが、大学卒業後一念発起しバンタンデザインでデザインを勉強し直し、「モノを作る」という分かり易い仕事がしたいと思い、木工所に就職。
以来、店舗什器や住宅の造作家具、内装監理の経験を積み、製作現場から施工現場まで一貫して対応できる専門家として数多くの実績を持っています。
- MATERIAL -に関連する記事
什器のフラッシュ造り
什器でよく使うパーチクルボードとは?
MDFほどは細かくなく、まだまだ木の形状を留めている...
什器でよく使うガラスは?
その中にも、シ...